概括
学校週5日制の実施にともなう指導要領の改訂以降、全体的に難易度がやや下がる傾向にあります。超難関校においてさえ、その傾向は見られます。ここ数年で「光・音」や「熱量」に関する出題はほとんど姿を消しました。また、力の働きや化学変化などの難解な計算問題は少なくなっています。反面、問題文がとても長い問題や記述式の問題が増えてきています。難関校であるほどその傾向が強く、出題内容においても二極化が進んでいるようです。
難関校では、知識の充実は当然のこととして、表やグラフを読み取る力や実験・観察にもとづく科学的な考察力が必要になります。中堅校では、得点力は知識量に比例すると言っても過言ではないでしょう。いずれにしても、各校とも出題傾向に特徴がありますから、過去の入試問題の演習が重要です。問題のレベルや分量を知り、効果的な学習を進めていきましょう。
学習の進め方
どれだけの知識をどれだけ正確に持っているかが受験のカギを握っています。そのため、反復による定着が大切になります。そのときはわかっていると思っていても、知識というものは日を追うごとにあいまいになっていくものです。入試当日に確実に答えられるようにするためにも、ねばり強く繰り返して確かな知識を積み上げていかなければなりません。
出題傾向
物理分野・化学分野・生物分野・地学分野を平均的に出題する学校が多いです。学校によって傾向がはっきりしていることも多く、化学分野のまとめである「気体・水溶液の性質」や物理分野の「電気」に関係する豆電球、方位磁石、コイルを毎年のように出題している学校もあります。
最近の傾向として自然環境・日常生活からの出題が多くなってきています。「理科辞典」・新聞・テレビの報道番組などを利用した学習もしておきましょう。また、実験の注意点や日常生活からの問題では、記述式の問題も増えてきています。説明の仕方や自分の考えなどを普段からまとめておきましょう。
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