入試学習法・・・国語編

(2008年12月 4日)

出題傾向のつかみ方

まずは、志望校の「赤本」を用意します。そして、出題傾向を1:「漢字」、2:「語句」、3:「読解」、4:「文法」、5:「作文」に分類して調べます。過去2~3年分の入試問題を1問1問丁寧にチェックしましょう。その中学校が、1~5のどの単元を好んで出題しているかが見えてくるはずです。

たとえば、私立中学の多くでは、1:「漢字」や2:「語句」の問題が毎年出題されています。逆に、5:「作文」は一切出題しないというケースがあります。一方、国立中学では、2:「語句」や4:「文法」はほとんど姿を現さず、5:「作文」の配点が大きな比重を占める傾向にあります。このように、1~5の単元の中で、特に重点的に学習する単元を志望校に合わせて絞り込むことが、合格のための第一歩となります。

重点単元を鍛える

対策すべき重要単元が絞り込めたら、家庭学習です。学習の成果を客観的に確認できる「コーチ」的な存在がいないと、うまくいかないことが多いようです。そこで提案です。お父さま、お母さまが「コーチ」として1日15分の「親子修行タイム」を実行してください。お父さま、お母さまのほんの少しの学習参加が、きっとお子さまの心強い励みとなることでしょう。

1:「漢字」
漢字のテキストを前から自分のペースで解いていきましょう。解き終えたら、お父さま、お母さまに丸をつけてもらいます。最後まで解き終えたら、再度、チャレンジしていきましょう。

2:「語句」
テキストを何度も何度も繰り返し学習してください。この勉強を長続きさせるためにも、お父さま、お母さまが「『拡大』の反対語は?」とクイズ形式で楽しみながら出題してあげるのもいいでしょう。

3:「読解」
私立中学の難関校では、問題用紙5~6枚分に相当する、かなり長めの文章題が出題されます。時間的にかなり圧迫されることは必至。日頃から時間を計って問題を解くようにしてください。
A:過去問題をタイマーで計測して解く。
(解ける問題と捨てる問題の選球眼を養う)
B:解き終わったら、本文をもう一度、声を出して読む。
(上手に読めているかどうかを聞いてあげる)
C:空白のままの問題を、辞典などで調べながら再チャレンジ!

4:「文法」
一題も出題しない学校が多いようです。ですが、高校受験で好まれるような難易度の高いものを出題する学校も一部あります。文法は、暗記で対応できるものではありません。赤本をしっかりと解いて、分からない箇所は先生に聞いてしっかりと理解する。これが文法を攻略する最良の学習法です。

5:「作文」
作文力の基本は「記述する力」です。記述式の問題集が空白だらけになっていないかを確かめてください。下記のような学習法を取り入れ、「記述する力」を身につけていきましょう。
A:授業で習った長文の要旨を、家で50字以内に要約してみる。
B:過去問題で出題されたある作文のテーマに基づき、いくつかの答えを作成してみる。
例 「ことばの力について」⇒(1)ことばの使い方で失敗した体験をもとに作文を書いてみる。
                   (2)ことばの使い方で成功した体験をもとに作文を書いてみる。

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